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「行動を起こせば、新しい発見はいくらでもできる」。自分に素直になって見えた次のステップ。~#スタッフストーリーズ #03~

こんにちは。ZIPAIR note編集部です。

日々の仕事への想いとともに、現在に至るまでの道のりをスタッフ自身の言葉で語っていく連載企画「スタッフストーリーズ」。

第3回は、Operation Support and Action Team(以下OSAT)スケジューラーの伊藤由莉香さんのエピソードです。彼女が人生を考えるきっかけになった出来事とは?

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こんにちは。OSATスケジューラーの伊藤由莉香です。OSATとは乗員のスケジュール作成や運用、24時間体制のフライトモニターなどを行うチームで、私は主に客室乗務員のスケジュール作成を行っています。

私は幼いころ、父親の仕事の関係でマレーシアに4年間住んでいました。幼少期から英語を耳にしていたこともあり、自然と将来は英語を使った仕事をしたいと思うようになりました。

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高校卒業後は、エアライン専攻のある専門学校に入学しました。専門学生としての2年間は、TOEICで高得点をとるために英語漬けの日々を過ごしていました。2年間という短い期間でしたが、英語力だけでなく礼儀作法も学び、人として大きく成長できたと思います。そして卒業後は、前職にあたる成田国際空港のグランドスタッフとして働くことになりました。

早期入社し19歳で仕事を始めるということに不安も大きかったですが、英語を使う機会も増えると思うと胸が高鳴りました。入社後の訓練は想像よりも厳しいものでしたが、同期全員で訓練を終えた時の達成感を今でも覚えています。

入社してからの4年間で、機内食数や旅客荷物個数の管理などのコントローラー業務や、旅客搭乗手続きなどの外資系エアラインのハンドリング業務、新入社員のOJTトレーナーなどさまざまな業務を経験させていただきました。なかでも、外資系のハンドリングは日系のエアラインとはお客さまの雰囲気や社内ルールなど異なる点がたくさんあり、毎日が刺激的でした。

この4年間で学んだことは「勉強することに終わりはない」ということです。さまざまなことに取り組み、幅広く知識を習得しようとする姿勢を持ち続けることが大切だと感じました。

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航空業界で働くようになってから、海外旅行が私の趣味の一つとなりました。海外の空港に着いた際、その国の空気を感じると「やってきたんだな」という気持ちになります。日本では味わえない料理をたらふく食べて、壮大な景色を見て心を癒やされる。そしてたくさんの思い出とお土産を持って日本に帰る。そんな海外旅行をすることが、私の楽しみでした。

私の人生を考えるきっかけになったのは、アメリカのグランドキャニオンを訪れた時です。その圧倒的なスケールと大自然の迫力を目の当たりにし、まだ知らない国や景色がたくさんあるということを実感しました。「日本だけでなく、もっと世界を知りたい」。そのような前向きな気持ちになりました。

そこから多くの国を巡り、その地でさまざまな経験をし、いろいろなものに触れていると、自分自身“今のままでいいのかな”と思うようになり、「自分が知りたいと思い行動を起こせば、新しい発見はいくらでもできる」と強く思いました。

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グランドスタッフとして働いていた4年間は、とても楽しく、成長できる場もたくさんいただきました。だからこそ、その経験を生かして、さらに幅広い知識を習得したいなと思いました。

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そしてご縁をいただき2019年11月にZIPAIRに入社し、現在はスケジューラーとして勤務しています。旅客便運航に向け、展望デッキから訓練飛行をお見送りしたときのことを鮮明に覚えています。

毎日新しい発見があり、うまくいかないことも何度もありました。海外就航の初日にはシステム連携のトラブルが発生し、対応に苦慮しました。新しいエアラインを立ち上げることがどれだけ大変かということを、少しではありますが身をもって経験いたしました。

入社して1年と半年が経ちましたが、今でも学ぶことがたくさんあり、知識を習得する毎日です。前職ではお客さまに「ありがとう」と感謝の言葉をいただくことにやりがいを感じておりましたが、OSATスケジューラー業務を通じ、乗員の方々をはじめ一緒に働く仲間からの「ありがとう」という言葉をいただくたびに、この仕事をしていて良かったなと思います。

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現在はZ_ONE(ZIPAIRの客室乗務員)の一員として客室の訓練を受けています。また新たに違う分野でお仕事できる機会をいただき、より幅広い経験ができることに感謝しています。グランドスタッフやスケジューラーとして身に付けた知識をできるだけ多く生かしていきたいと思っています。

これからは私がZIPAIRの良さをお客さまにお伝えできるように、そして社員の方々が働きやすいようなエアラインになるように、少しでも貢献できるように頑張ってまいります。

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