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一つ一つの業務と情報の積み重ねが、フライトの安全を守ることにつながる。~#空の仕事人 #05~

ZIPAIRTokyo

こんにちは。ZIPAIR note編集部です。

皆さんとフライトで接する機会が一番多い客室乗務員は、お客さまに安全で快適な空の旅をお楽しみいただくために、ご搭乗いただく前からフライト中もさまざまな準備や気配りをしています。

「空の仕事人」連載第5回では、客室乗務員の保安要員としての一面をご紹介。乗務をしながら、客室乗務員に向けたアルコール検査の顔認証アプリの導入や規定の改訂など客室の安全を担うさまざまな業務にも取り組んできた、客室乗務員の岡本美紗貴さんがお伝えします。

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こんにちは。客室乗務員の岡本です。私が所属しているPassenger Operation Team(POT)という部署では、客室乗務員としての業務のほかに、空港旅客サービスや地上勤務などを行っています。

乗務をしながら地上の仕事をすることはとても珍しく、ほかのエアラインではなかなか経験できないことであり、ZIPAIRで働きたいと思ったのもそんなところに魅力を感じたからです。私の場合は約1年半、客室乗務員としてフライトをしながら客室の安全を担う部署(Safety Group。SGと呼んでいます)で業務を行ってきました。

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皆さんは、客室乗務員が機内でどのような仕事をしていると思いますか?

お客さまとしてご搭乗いただいた際、機内食の配布やドリンクサービスの時に客室乗務員と接点を持つことが多いと思うので、サービス要員だと思われる方がほとんどではないでしょうか。もちろんサービス要員としての業務はありますが、一番の仕事は保安要員としての業務です。

「緊急事態が起こったら、滑り台みたいものを滑っていく時にようやく仕事をするんでしょ?」と、客室乗務員になるまでは思っていましたが、実際はその緊急事態を発生させないために多くの業務がありました。(ちなみに緊急事態が発生した際にもやることがたくさん!)

お客さまをお出迎えする前に緊急時に使用する装備品の点検をしたり、航行中もお客さまの体調を含め異変がないか機内を巡回したり、乱気流により揺れることが予想される場合にはサービスの方法を考えたり……。私たちは常に安全について考えて行動をしています。

私自身の取り組みとして、安全なフライトにするために乗務時に必ず携行しているものがあります。それは“フライトメモ”と“あんちょこ”です。

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フライトメモには、お手伝いが必要なお客さまの有無やお客さまの人数、飛行機の離発着時間、飛行時間などといった乗務に必要な項目をメモしたり、運航乗務員から伝えられたフライトプラン(天候の情報等)を記載し、それに応じてサービスプランや安全確認のタイミングなど、フライト全体のプランを立てたりしています。

あんちょこは、何か起こった際に必要な書類やイレギュラー時のアナウンス文などを手書きしたものを入れてファイリングしたもので、マニュアルがすぐに出せない状況でもサッと見ることができるようにしているのです。

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今年度、私は客室の責任者の資格を取得しました。責任者という立場になったことで、全体の把握であったりサービスのプランニングであったり、先を見越した、またリスク回避が求められるようになりました。

そこで役立ったのが、SGでの業務をとおして学んだ客室乗務員の仕事の意味や背景です。

一つ一つの業務に意味があり、それを理解することで確実な行動につながります。また、責任者として同乗のクルーにアドバイスをする際も、理由を付けて教えることで理解度が深まり、それぞれがより安全を意識した行動をすることができるのです。

事故の約9割はヒューマンエラーに基づくものです。自身の業務がお客さまや乗務員の命に直結しています。「大切な人が自分の乗務する便に乗っている」。そう思うことで毎回気が引き締まります。

ZIPAIRの社員が一体となって、これからも安全運航に努めてまいります。

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運航当初から新型コロナウイルス感染症の影響を受けていましたが、最近ようやくコンスタントにフライトができるようになり、ご利用いただくお客さまも少しずつ増えてきました。

ZIPAIRは「自分らしさ」を思う存分発揮できる会社です。フライトごとに乗務員が思い思いのサービスをしているため、乗るたびに新しいZIPAIRと出会え、旅がより楽しいものとなると思います。

また乗務員が自分らしさを発揮できるのは、機内が安全に保たれているからこそであると私は考えます。どんなに良いサービスをされても、座席が壊れていたり、困ったときや不安に思ったときに乗務員が何も対応してくれなかったりすれば不信感が印象強く残ってしまいますよね。

ぜひZIPAIRに乗っていただいた際には、空の旅を楽しむと共に「搭乗から降機まで安心して過ごすことができた」とご自宅や滞在先などで感じていただき、旅程が素晴らしいものであったと思い出に残していただけると幸いです。

皆さんのご搭乗を心よりお待ちしております。


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