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軽食とドリンクは約50種類! 数ある商品からどうやってラインナップを決めていくのか。

こんにちは。ZIPAIR note編集部です。

ZIPAIRでは、お客さま一人一人が自分らしくフライトを楽しめるようなサービスを次々と作り出しています。機内で快適に過ごすための重要な要素として、軽食やドリンクのラインナップを充実させているのも取り組みの1つです。

今日は、選定エピソードや具体的な商品などを企画マーケティング部の太田 萌に聞きました。

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プロフィール/太田 萌
2018年にジャルロイヤルケータリング(以下JRC)に入社。2019年からプロジェクト推進部でZIPAIRにおけるサービス開発の立ち上げに携わり、2020年にZIPAIR Tokyoの企画マーケティング部へ出向。機内食・機内販売などのサービス開発に取り組む。

提供する商品をどうやって選定していくのか。

―軽食・ドリンクはそれぞれどれくらいの種類があるのでしょうか。

軽食は30種類ほど用意しました。路線によって異なりますが、カップ麺8種類、スープ3種類、ベビーフード2種類、残りはお菓子やおつまみなどスナック系になっています。

ドリンクは、お酒とソフトドリンクがそれぞれ13種類ずつで計26種類です。

―商品はどうやって決めていくのですか?

まず、ほかのエアラインがどんな商品を販売しているのかなどマーケティングリサーチを行いながら、軽食・ドリンクをそれぞれカテゴリーに分類します。

例えばドリンクであれば、お酒、ホットドリンク、コールドドリンクというように分けた後、さらに、お酒をビール、チューハイ、ワイン、日本酒というように、もう一段階掘り下げたジャンルでリスト化。それから、各ジャンルで提案いただきたい数を指定しジャルロイヤルケータリング(以下JRC)に依頼をします。

今回は、軽食は90種類、ドリンクは80種類ほど集めていただき、選定会を行いました。

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―どのような選定基準があるのでしょうか。

味はもちろん、食べやすさや飲みやすさなども重視しています。また、ZIPAIRは「自分らしさを楽しめるフライト」をモットーにしていますので、さまざまな方にご搭乗いただくことを想定して商品をセレクトしました。そのため、ベビーフードやヴィーガンの方へ向けた食事などもご提供しています。

ほかにも、機内での搭載スペースや客室乗務員がサービスしやすいかといった点を考慮したり、フードロスの観点から、賞味期限の長い商品をなるべく選定するようにしています。


「今までにないエアラインを創る」。その姿勢はラインナップにも。

―珍しい商品も搭載しているそうですね。

軽井沢のクラフトビール「よなよなエール」や「水曜日のネコ」が機内で楽しめるのは、珍しいのではないでしょうか。ダンス&ボーカルグループEXILEのTETSUYAさんがプロデュースした「AMAZING COFFEE」のコーヒーも他社では搭載されていないですね。

軽食として搭載している浅草の「ハイカラポップコーン」や「一杯の珍極」というおつまみなどは、スーパーで見かけることも少ないと思います。また、新潟の黒米を原料に使用した「黒米ラスク」は糖質量を意識して作られており、糖質を気にされている方でも気軽にラスクを楽しんでいただけます。3種類の味を搭載していまして、きなこの風味が感じられコーヒーとの相性も良い黒糖きなこ味が、私は特におすすめです。

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―路線ごとに異なる商品もあるのでしょうか。

ホノルル線のみ、就航地がトロピカルなハワイということもあり見た目と名前からもリゾート気分を味わっていただけるよう、ハーブをブレンドした紅茶「パラダイスティー」をご用意しました。甘くないのでお食事とも合いますよ。

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逆に、検疫の面からお肉や肉エキスが含まれた商品は搭載することができないので、ホノルル線では肉エキスが入っていないカップ麺やスナックを導入しています。

―小さなお子さま向けの軽食やドリンクもラインナップされていますが、導入したきっかけは何でしょうか。

ZIPAIRには、お子さま連れのご家族にも快適に乗っていただくために考えた0~6歳向けのサービス「U6」があります。離乳食を忘れてしまったという方にもご対応できるようにしたいと思い、軽食としてもベビーフードを2種類(東京(成田)-ホノルル線は1種類)ご用意しました。

お菓子や小分けされたりんごジュースもご提供していますので、ぜひ一緒にお楽しみください。

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誰もが「自分らしいフライト」を楽しめるように。

―軽食・ドリンクの注文方法を教えてください。

機内Wi-Fiを使ってお客さまのスマートフォンやタブレットからご注文いただけます。LCC初のセルフオーダーシステムで、客室乗務員を呼ぶことなく、お好きなタイミングで注文から決済まで完結できます。

withコロナ時代でもありますので、客室乗務員との接触機会を可能な限り減らすことにもつながっています。

―ZIPAIRならではという点はどこに表れていると思いますか?

商品数の多さですね。短距離路線であったり深夜便であったりと、フライトの長さや時間帯もさまざまですので、あらゆるニーズに対応できるようなラインナップにしています。

例えばですが、コンビニエンスストアの陳列棚は、限られたスペースでお客さまのニーズの変化に合わせて商品を並べ替えていますよね。実はZIPAIRの各種サービスもそのシステムを意識しており、お客さまのリアルな声を素直に受け止めながら柔軟に変えていきたいと考えています。

価値観も好みも一人一人違いますが、お客さまにとっての「ちょうどいい」を探しながら、地上では当たり前にできることを、空の上でも実現していきます。

ZIPAIRだからこそ感じられる、「自分らしさ」を楽しめるフライトをぜひ体感してみてください。


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