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客室の安全を担う「セーフティリーダー」が語る安全に対する取り組みや思い。

こんにちは。ZIPAIR note編集部です。

ZIPAIRでは安全運航を堅持するため「セーフティリーダー」を中心に日々さまざまな活動を行っています。
今回は客室の安全を担う客室乗務のセーフティリーダーである鈴木さんと清水さんより、安全に対する取り組みや思いをお伝えします。

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鈴木:皆さん、こんにちは。ZIPAIR客室乗務員の鈴木です。
2022年10月にZIPAIRへ入社し、2023年4月からは客室乗務のセーフティリーダーとしても活動しています。

セーフティリーダーは機内で発生した不安全事象やヒヤリハットなど不測の事態に対して判断に迷うような現場の実例の取りまとめを行い、毎月開催される客室安全委員会で報告しています。

客室安全委員会には役員や安全管理業務を担うスタッフも参加します。
対策や検討が必要な事象を通じて「各現場と管理部門、経営陣との共通認識を醸成する大変重要な場所である」と考えています。

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清水:こんにちは。鈴木と同じくZIPAIR客室乗務員でセーフティリーダーを務める清水です。
客室乗務のセーフティリーダーは現在5名おり、さまざまな業務を兼務する客室乗務員の中から立候補で選ばれたメンバーで構成されています。

客室安全委員会に出席する際、セーフティリーダーからの「持ち込み」として、日々フライト業務をする中で課題に感じた点などを議題に挙げ、委員会のメンバーと共に問題点の深掘りや解決策を講じることも行っています。
その後、客室安全委員会で得た情報や知識を出発前ブリーフィングなどの機会に他の客室乗務員に伝えることもセーフティリーダーの大きな役割の一つです。
このような活動を通して、現場の実態に迅速に対応することができていると感じます。

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鈴木:私がセーフティリーダーを志望するきっかけとなったのは、入社前訓練中にJALの安全啓発センターを訪れたことでした。

1985年8月12日の御巣鷹山事故で亡くなられた方々がご家族宛に書かれた遺書を拝見し、走り書きで残されたその内容に涙が止まりませんでした。

二度とこのような事故が起こらないように、航空業務の一端を担う自分にできることはないか模索していたところにセーフティリーダーの社内公募があり、立候補をしました。

初めて客室安全委員会の会議に参加した時、入社したばかりだったということもあり、とても緊張したことを鮮明に覚えています。
しかし、役員や委員会のメンバーが何気ない質問や日々の業務での出来事に対して耳を傾けてくれたため、今ではメンバーの一員として積極的に発言することができています。

突然ですが、皆さんは「スイスチーズモデル」をご存じでしょうか。

スイスチーズモデルとは、「事故は単独で発生するものではなく、複数の事象が連鎖して発生する」というリスクマネジメントの考え方です。

現在多くのお客さまが空港に戻ってきてくださったこともあり、フライト中、客室乗務員の時間は慌ただしく過ぎていきます。

そのような状況で「このくらいなら大丈夫かな?」という客室乗務員のほんのわずかな心の緩みがスイスチーズの「穴」になってしまいます。

一つの穴ならどうにか対処することができるかもしれませんが、その穴が同時にいくつも重なってしまった時、結果として大きな事故につながってしまうかもしれません。

その小さな一つ一つの穴を塞ぎ、リスク管理指標達成に向けた意識を浸透させていくことが、私たちセーフティリーダーの役割だと考えています。

正直、先輩方に対して「社歴の浅い自分が安全について進言することは気が引ける」と思うこともありました。
しかし、ZIPAIRはフラットな社風で入社年次に関係なくクルー同士のコミュニケーションが取りやすい環境なので、すぐにその不安は払拭されました。

積極的な発言がしやすく、お互いが互いの意見を受け入れ合える。
そんな企業風土の中で、意見交換や情報伝達を活性化させ最大化できるよう、活動を継続していきたいと考えています。

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清水:私にとっても客室乗務員として乗務をしながらセーフティリーダーとしての役割を担うことは自身の安全への意識をさらに向上させることができると共に、大きなやりがいにもつながっています。

私たち客室乗務員の仕事は、業務すべてが安全に直結しており、ちょっとした気の緩みや認識の甘さが大きな事故につながりかねません。
皆さんに安心してZIPAIRの飛行機にお乗りいただけるよう、日々保安要員として安全なフライトに努めてまいります。

機内で皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

これからもZIPAIRは机上ではなく現場での安全意識浸透に会社全体で取り組みながら、何よりお客さまの安全を第一優先として運航してまいります。

安全対策についてお客さまからのご意見もお待ちしておりますので、気になる点や疑問に思うことなどがございましたら、ぜひお気軽に声をおかけください。


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