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社内広報を通じてコミュニケーションの活性化を図る。~#空の仕事人 #09~

こんにちは。ZIPAIR note編集部です。

「空の仕事人」連載第9回は、客室乗務員として乗務しながらZIPAIRの社内広報を担当する、RUMIKOさん。

客室乗務員の経験から見えてきた、良好な社内コミュニケーションを築くことで得られるある効果とは?

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はじめまして!客室乗務員のRUMIKOです。

まずは簡単に自己紹介させていただきます。
私は2019年にZIPAIRに入社しました。入社する前は、約7年間国内線のエアラインで客室乗務員をしていました。
クルーと一緒につくりあげるキャビンの空間や、お客さまとのコミュニケーションなど、毎日の業務にやりがいを感じる日々を送っていましたが、働く中で過去にオーストラリアに留学をしていた経験からも「もっと英語を活用してフライトをしたいな」と思うようになりました。

そんなときに新しいエアラインが立ち上がることを知りました。新しい世界に挑戦することは不安もありましたが「人生は一度きり。客室乗務員になったのなら一度は国際線を経験した方がいい」と前職の上司が悩んでいる私の背中を押してくださり、チャレンジすることを決意しました。
その後ご縁がありZIPAIRに入社し、現在は客室乗務員の仕事と共に地上業務を兼務し、インナーコミュニケーションチームで会社の活動内容や情報を発信する社内広報を担当しています。

客室乗務員の経験を通して感じたことが「良好なコミュニケーションを築くことで、クルーのパフォーマンスが上がる」ということでした。

前職で国内線のエアラインに乗務していた際にいつも現場を明るくしてくれるような先輩がいました。言葉の使い方が上手で一言一言に愛情があり、先輩が話し始めると一気に場の雰囲気が和み、全員が笑顔になりました。クルーが笑顔だと笑顔のリレーが続き、とても良いコミュニケーションの中乗務をすることができたと実感することが多く、お客さまにもきっと伝わっていたのではないかと思います。
そのような環境にいたこともあり、ZIPAIRで責任者として乗務する際は「少しでも仲間を笑顔にしたい」と思って行動しています。

他にも、遅延して到着した飛行機の折り返し便を、地上スタッフ含め仲間で一丸となり定刻で出発することができた経験があります。
定刻出発は公共交通機関として当たり前のことですが、遅延の回復は簡単ではありません。
今できることを考え一人一人が最善を尽くすことはもちろんですが、関係部署同士のスムーズなコミュニケーションがあってこそ達成できたのだと思っています。

これらの経験から社内広報業務は社内の一体感を生む重要な役割もあると考えており、自分が担当した記事が「社員のコミュニケーションのきっかけになればいいな」という想いで社内報を作成しています。

中でも気に入っているコンテンツが「画伯を探せ」という不定期で更新している企画です。
お題を出して、お手本を見ずに記憶を辿って描いていただくというシンプルな企画なのですが、「この前の画伯の記事が面白かったよ!」と他部署のスタッフから声をかけてもらい、自分が思っていた以上の反響がありとても嬉しかったことを覚えています。
部署が違うと接点や交流する機会も少ないため、ちょっとしたきっかけで社員同士の会話やコミュニケーションが広まっていったらより嬉しいです!

私が記事を作る際に心掛けていることは、新聞に載っている4コマ漫画のような、親しみやすく、読みやすい、ついクスッと笑ってしまうような内容にすることです。
エアラインの社内報というと、安全をテーマにした記事が多いと思われる方もいらっしゃると思います。もちろん安全に関することは空の安全を守る者にとって、関心を持ち続けなければならない内容だと考えます。
ですが、堅苦しい雰囲気だと読み手も構えてしまうせいか、社内報記事全体の閲覧回数は伸び悩む傾向にあります。大切な内容をたくさんの仲間に見てもらうためにも、ZIPAIRらしく「型にはまらない斬新な記事」が読むきっかけとなり、社内報自体が注目を集めてくれたらと思っています(笑)

あくまで私はチームの縁の下の力持ちのような役割で、他のスタッフを輝かせるお手伝いができたら嬉しいです。

既成概念にとらわれない、読みたくなるような記事を作ろうと思っていても、下書きを書いては消し、書いては消しを繰り返し、だんだん書いたものが気に入らなくなるという負のループに陥ることがよくあります。
そんな時は休憩中にお気に入りの音楽を聴いてリフレッシュするとアイデアが降りてくることがあります。特にイヤフォンはノイズキャンセリング機能付きのものだと集中力もアップするので、私にとって欠かせないアイテムです。

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JALグループでは飛行機の仕組みを遊びながら学ぶことができる「JAL折り紙ヒコーキ教室」を各地で開催しています(コロナ禍で中止していましたが2022年6月より再開)。
折り方を皆さんに指導するには資格が必要なのですが、先日、コロナ禍で開催できなかった折り紙ヒコーキ指導員の養成講座が3年ぶりに開かれました。簡単な紙ヒコーキから、複雑な折り紙ヒコーキ、単純だけど飛ばし方にコツがいるヒコーキまで、さまざまな紙ヒコーキの折り方を学んできました。

私もようやく折り紙ヒコーキの準指導員の資格を取得することができたので、今後は資格を活かし、新しい社内広報の企画に挑戦したいと思っています。

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私はZIPAIRの一期生として入社しました。初便のお客さまの人数は2名でしたが、今ではほぼ満席近いお客さまをお迎えすることができています(初便が出発する様子を目の前で見た際は「いつか満席になった機内を絶対に見るぞ!」と強く思っていたので嬉しいです)。
お客さまだけではなく仲間の人数も大幅に増えました。
新しい仲間が増えた今こそ社内の団結力も必要不可欠だと思います。社内報をきっかけに社員同士のコミュニケーションを増やしていくことで、社員やチームのパフォーマンスを向上させ、最終的にはお客さまにより良いサービスをご提供することができたら嬉しいです。

皆さんのご搭乗をお待ちしております!


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