見出し画像

ローカルな視点で楽しむカタール・ドーハ。~#自分史上最高の旅 #02~

こんにちは。ZIPAIR note編集部です。

ZIPAIRスタッフたちが、心に残ったおすすめの旅先を紹介する連載「自分史上最高の旅」。第2回は客室乗務員の内山めぐみさんが、カタール・ドーハの魅力を語ります。

ドーハといえば、空港には各国のエアラインが乗り入れ、美しい海岸線や近未来的な高層ビルが印象深い中東の世界都市。この地に住んでいたこともある内山さんの視点でおすすめするスポットとは?

***

Salam Alaykom! こんにちは。客室乗務員の内山めぐみです。

“いづくにもあれ、しばし旅立ちたるこそ、目さむる心地すれ。”
これは『徒然草』の著者、吉田兼好の言葉で「どこでもいいからしばらく旅するのは目が覚めるような気分になるものだ」という意味だそうです。普段、目や耳にしないものに触れることで、新しいものの見方ができることを私自身も実感したことがあります。旅は自分の心を潤し、人生を広げてくれるものではないでしょうか。

スコットランド、キガリ、ブダペスト、オスロ、上海、台北など、旅の思い出はたくさんありますが、今回は「自分史上最高の旅」ということで、中東の国カタールの首都ドーハの魅力をお伝えします♪

スーク・ワキーフ_ぼかし

私は仕事で4年程、この街に住んでいました。「それは旅ではないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、人生においての長旅です。笑 

ドーハはペルシャ湾に面した港町で、実は湿度が高い街なのです。一年を通して雨が降るのは1週間ほど。砂ぼこりで部屋の中が埃にまみれる現象が年に1、2度起きます。笑 ただ、2泊もあれば現地を満喫できるというそのアラビアンな街には、楽しく興味深い魅力が詰まっています。

入り組んだ道に商店が軒を並べる市場「スーク・ワキーフ」、世界遺産の都市遺跡「アル・ズバラ」、セレブな街「ザ・パール」、ペルシャ湾越しにダウンタウンの高層ビル群を見渡せる「イスラム美術館」など見どころはたくさんありますが、今回はそのなかでも皆さんにぜひ訪れて味わっていただきたいグルメをご紹介します!


【カタール・ドーハのおすすめポイント】
(1)何度も食べたくなる味! 絶品スープが味わえるエジプト料理店。
(2)居心地の良いカフェ併設のチョコレート専門店。宝石のような1粒をテラス席で。

(1)何度も食べたくなる味! 絶品スープが味わえるエジプト料理店。

トマトとオクラのスープ

スーク・ワキーフの中にあるエジプト料理店は、人気店の一つ。ドーハに住むエジプト人をはじめ、さまざまな国籍の人たちが集うお店です。

トマトとオクラのスープがお気に入りで、私も定期的に通っていました。柔らかく煮込まれたラム肉もゴロゴロと入った満足感のある一品で、スープに付いてくるパンは、おかわり自由! フレッシュジュースも充実していて、私のお気に入りはフレッシュバナナジュース♪ ほんのりとした甘さですっかりはまってしまいました。

(2)居心地の良いカフェ併設のチョコレート専門店。宝石のような1粒をテラス席で。

チョコレート _加工

Katara(カタラ)はビーチに面した街でカタールの文化を色濃く感じることができ、またグローバル文化の発信もしていてオペラやフェスティバルなどが開催されています。

アート溢れるエリアにある「Chac’Late」というチョコレート専門店はカフェが併設されていて、宝石のようなチョコレートやスイーツをテラス席で楽しめます。店員さんはフレンドリーで居心地も良く、お金と時間が許すときに自分へのご褒美として訪れていました。もちろん、家族や友人へのお土産も忘れません!笑 

三角形の赤い色をしたチョコレートはサフランが入っていて、優しい上品な甘さでおすすめです。カフェでは一粒から楽しめますので、訪れた際はまずカフェでお好きなチョコレートを堪能し、大事な方々へはお土産としていかがでしょうか?

***

新型コロナウイルス感染症の影響で以前のように気軽に旅ができない状況が続いていますが、どこかに行くことだけが「旅」ではないのかもしれません。本や映画、オンラインツアーなど、新しいものに触れる機会はわたしたちの周りにも溢れています。旅の意味を考え直し、人生にエッセンスを加える自分史上最高の旅をどんなときでもしたいですね。

そしてまた自由に世界へ行けるようになりましたら、ZIPAIRが皆さんの最高の旅を担う一つのパーツになれることを楽しみに、この時期を乗り切りたい思いでいっぱいです。

サングラス ペルシャ湾 縦



みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

ZIPAIRの最新情報をTwitterで配信中!      客室乗務員たちがつぶやきます♪