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自然・人・食べ物。多くの出会いがある奄美大島。~#自分史上最高の旅 #10~

こんにちは。ZIPAIR note編集部です。

ZIPAIRスタッフたちが、心に残ったおすすめの旅先を紹介する連載「自分史上最高の旅」。
第10回は客室乗務員の岡村博子さんが、奄美大島の魅力を語ります。

何度も奄美大島を訪れている岡村さんがおすすめするスポットやグルメとは?

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こんにちは。客室乗務員の岡村博子です。
先任客室乗務員(当該便の客室責任者)としてフライトするためにJALからZIPAIRに出向しています。

今まで国内外を数えきれないほど旅してきて、紹介したいところはたくさんありますが、今回はその中でも一番おすすめしたい奄美大島をご紹介します。

JALグループは奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島の世界自然遺産登録に向けた取り組みを応援していた経緯もあり、奄美大島の魅力と過ごし方について少しでも皆さんにお伝えできればと思います。
(奄美大島は私が社会人になって初めて休暇を取り、同期と訪れた地でもあります!)

東洋のガラパゴスと言われエメラルドグリーンの海と亜熱帯の森が広がる南国の楽園で、生きた化石と言われる国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアマミノクロウサギが生息している他、ウミガメが産卵のために海岸に上陸することでも有名です。
羽田空港から飛行機でおよそ2時間半で到着します。
意外と時間がかからず行くことができるのだなと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

宿泊先としておすすめなのが「ばしゃ山村」というリゾートホテルです。
空港から車で10分ほどの位置にあり、豊かな自然や綺麗な海を臨みながらドライブも楽しめます。

ホテルに到着すると人情味あふれるスタッフに歓迎されます。夕食のメニューはバーベキューや地魚をふんだんに使った漁師鍋などいくつかの料理から好きなものを選ぶことができ、どのメニューもすごく美味しく波の音と潮風を感じながら最高のロケーションで食事を楽しめます。

2度目以降宿泊した際には「お帰りなさいませ」と書かれたメッセージカードをいただき「またここに帰って来たのだ」という何とも言えない温かい気持ちになりました。
そんな心遣いもうれしくて、同期や家族と何度も宿泊をしています。

「ばしゃ山村」のビーチには6〜7匹のウミガメが生息しており、水深2〜3メートルのあまり深くないところで会うことができます。基本的に餌を食べながら水中を移動していますが、息継ぎで海面まで上がってくることもあります。それぞれに名前もついているそうですよ。

若い頃はスキューバダイビングで国内外のスポットを数百本潜り、ガイドをしたりしてダイブマスターのライセンスまで取得したのですが、このビーチでは初心者もシュノーケリングでウミガメに会える確率がかなり高いので、多くの方に楽しんでいただけるスポットだと思います!

また夜になるとビーチで満天の星を鑑賞することができます。
寝そべりながら観る天の川や流れ星は最高です。他の宿泊者の方や現地の方と星を見ながら滞在時の過ごし方などを話したりしたこともいい思い出です。
一期一会の出会いに感謝し、大切にしたいと思います。

旅の最終日におすすめしたいのは、奄美空港から近く気軽に立ち寄りやすい「土盛海岸」。

地元ではブルーエンジェルとも呼ばれており、白い砂浜と、エメラルドグリーンとコバルトブルーのグラデーションが美しい海が広がっています。
その光景には感嘆せずにはいられません!

海岸へ向かう道中では、奄美大島の太陽をたくさん浴びて育った甘くてまろやかなマンゴーを直売店で安く購入することもできるかもしれません。

その土地ならではのお店巡りをしてみるのも楽しいですよね。

他にも奄美大島を訪れたらぜひ食べてみてほしいのが「鶏飯」です。
奄美大島の郷土料理で、熱々のご飯にササミ、椎茸、パパイヤ漬け、みかんの皮、錦糸卵、海苔、ネギなどさまざまな具材をお好みで乗せて、地鶏のスープを食べる直前にかけていただきます。

自分の好きなように作ることができるので、食べる前から楽しめます。
鶏飯が食べられるお店はたくさんありますが、お店によってスープの味や具材が少しずつ違うのでぜひお気に入りのお店を見つけてみてくださいね!

奄美大島は人気観光地の沖縄本島と比べるとそれほど観光客は多くはないので、ゆっくり自然を満喫できるところも魅力の一つです。
都会の雑踏を離れ、大自然を満喫してみてはいかがでしょうか?

私は客室乗務員という仕事を20年以上経験していますが、飛行機に乗って移動するお客さまの目的や思いはさまざまであり、お客さま一人一人が目的地まで快適に過ごしていただけるよう、日々仲間とコミュニケーションを取りながらフライトしています。
今後も共に働く仲間や出会えた方々に常に感謝の気持ちを持って過ごしていきたいと思います。

機内で皆さんにお会いできることを楽しみにしています!

※記載されている情報は2017年当時の内容です。

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